昼間は毎日仕事や家事、子育てに追われ、やっと一息つけるのがすべてが落ち着いた夜。
録画したドラマを見たり、スマホをさわっているうちに気がつけばもう0時を回っている…。
明日も早いからもう寝ないきゃ!とわかっているのに、ダラダラといつまでも起きている。
おかげで、毎日寝不足状態…。
今これを読んでいるということは、きっとあなたも、こんな ツラい夜更かし をなんとかしたいと思っているのではないでしょうか?
その気持ち、すごくよくわかります。
私も、以前は仕事をしていないにもかかわらず、昼間は家事と育児に追われて、自分の時間なんてほとんどなく、やっと一人になって落着けるのは夜だけ。
少しくつろぐつもりが、ダラダラと気が付けば1時、2時…なんてことはザラでした。
あー、明日絶対しんどいからもう寝なきゃ!と思うのに、です。
明日こそは、絶対早く寝るぞ!と思っては毎日同じことの繰り返し。
特に意味のあることをしているわけでもないくせに…。
毎日寝不足でダルいから、家事もやる気がしないし、子供たちにもイライラ…。
わかっているのにできない自業自得な自分に 自己嫌悪の日々 でした。
そんな私でも、今では自分の時間も確保しつつ早寝早起きが習慣になり、昼間は仕事をしながら家事、育児もこなしています!
体調も整って毎日の充実感もアップし、夜更かしの習慣を変えられて本当によかったと思っています!
よくないと思いながら続けている夜更かしがやめられて、早寝早起きの習慣が身につくなんてまさに理想ですよね。
さらに自分の時間も確保して…って控えめに言って 最高 です!笑
わかっているのにやめられない自分が嫌だ…そう思いながらずっといるのって、すごく悲しいしストレスになりますよね。
睡眠不足でイライラして家族に優しくできない、なんて本当にツライです。
ぜひこの記事を読んで、夜更かし習慣を変えるキッカケにしてください!
夜更かしをやめられないのは「リベンジ夜更かし」が原因かも
昼間は仕事や、家事・育児で忙しい生活を送っていて、自分のことはいつも後回し。
思うように自分の時間がとれなかったり、やりたいことができなかった場合、そのまま寝るのはもったいない!と感じて、ついつい夜更かししてしまうということはありませんか?
もしあなたが、寝なきゃいけないと分かっているのに、睡眠時間を削ってまで、自分の時間を取り戻すようについつい目的もなく夜更かししてしまうという場合、それは 「リベンジ夜更かし」 が原因かもしれません!
「リベンジ夜更かし」とは
「リベンジ夜更かし」とは、「昼間、自由になる時間がなかった人が、夜、自分の睡眠時間を減らすことと引きかえに自由時間を得てやりたいことをやる」ことです。
「リベンジリラクゼーション」、「報復性夜更かし」とも呼ばれたりします。
もともとは中国のSNSで生まれた用語と言われています。
昼間の時間を思うように過ごせていないことにストレスを感じている人の方が、リベンジ夜更かしに陥りやすい傾向にあります。
「リベンジ夜更かし」をしやすい人の特徴
①日中は自分より他のことを優先してしまう人
昼間は仕事や家事・育児に追われて忙しく、自分のやりたいことをガマンしている。
このように、いつも周りを優先して自分を後回しにしてしまって、知らず知らずのうちに ストレス がたまっている人は、そのストレスを 発散させたい! とリベンジ夜更かしに陥りやすくなります。
仕事や家事が一段落ついた、子供たちが寝て、夜やっと自由な時間ができると「寝るのがもったいない」と感じてしまい、特に用がなくても、いつまでもスマホもさわっていたりテレビをみたりダラダラと過ごしてしまうようです。
②嫌なことを先延ばしにしてしまう人
そろそろ買い物に行かないといけないのに、「まだ後ででいいか」と すぐ行動できない 、期限のある用件も、面倒で期限ギリギリまで 後回しにしてしまう 、なんてことはないですか?
やらないといけないとわかっているのに、ついつい先延ばししてしまう、そんな人もリベンジ夜更かしに陥りやすいです。
寝なきゃいけないとわかっているのに、「寝ること」 を先延ばししてしまうんですね。
③睡眠の優先度が低い人
睡眠はストレスを解消するためには最も効果的な方法なのですが、これを 理解していない人 は、睡眠をおろそかにして夜更かししてしまう傾向にあります。
夜更かししても、好きな事をすることでストレス発散になると感じているのかもしれませんが、実はそれがストレス解消の妨げになってしまっているかもしれません。
夜更かしを続けていることで起こる悪影響
①集中力、判断力、記憶力の低下
睡眠不足で頭がボーっとするという経験がある方は多いのではないでしょうか。
睡眠不足が続くと、脳が十分にはたらかず、 集中力や判断力、記憶力が低下 し、うっかりミス が増え、日中の 作業パフォーマンス低下 につながります。
それどころか、うっかりミスが思わぬ重大なミスや事故につながる可能性もあるため、とても危険です。
②メンタルの不調
睡眠不足が続くことで、自律神経のバランスが乱れ、感情のコントロールが困難になり、 イライラしやすい 、 マイナス思考になる 、 やる気が起きない 、などメンタルにも悪影響を及ぼします。
③免疫力が下がる
①、②については、夜更かしグセのある人はもうすでに実感している方もいるかもしれませんが、このまま夜更かし習慣を続けていると今後、将来的に悪影響が心配なのが、この 免疫力の低下 です。
人は寝ている間に壊れた細胞を修復させ、免疫機能を高める作業が行われます。
それどころか、さきほどお伝えした睡眠不足による自律神経の乱れは、免疫力低下の要因にもなります。
ある調査では、睡眠時間が多い人に比べて、睡眠時間が少ない人の方が風邪を引きやすいという結果も出ています。
慢性的な睡眠不足は、将来的に 糖尿病 や 心筋梗塞 、 脳卒中 などの生活習慣病になりやすいとも言われており、今後の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
夜更かしをやめる方法
日中の欲求をガマンしすぎない工夫をする
日中、自分の欲求をガマンしすぎないよう、スキマ時間に、ホッと一息つけるような、適度な息抜きの時間を計画的に組み込みましょう。できれば夕方以降がおすすめです。
そうやって日中こまめに欲求やストレスを解放することで、リベンジ夜更かしの解消につながります。
睡眠の重要性を理解する
リベンジ夜更かしをやめるためには、睡眠に関して正しい知識を身につけることが大切です。
「夜更かしを続けることの悪影響」の項目でお伝えしたように、作業パフォーマンスが下がることや、メンタルへの影響、健康被害について正しく理解することです。
人間の三大欲求は「食欲・睡眠欲・性欲」と言われるように、 睡眠も本来は人間の欲求のひとつ なのです。
睡眠は「やらなくちゃいけない事」ではなく、「自分の欲を満たすための大切な時間」だということを理解しましょう。
また、 しっかり睡眠をとったときの体調の良い状態を経験してみる ことも効果的です。
自分にとっての適切な睡眠時間を理解しておくのもいいでしょう。
人によって睡眠の質や日中の活動状況も様々なので、一概に何歳で何時間という決め方はできませんが、厚生労働省「健康実態調査」によると、一般的な睡眠時間の平均は25~49歳で6~7時間となっています。
自分が理想とする睡眠時間を確保できるように、生活スタイルを見直してみてはいかがでしょうか。
夜更かしせずに自分の時間をつくるには
睡眠は重要だ!と言われても、
じゃあ忙しくて夜しか自分の時間がない人は、自由な時間はあきらめないといけないの?
ってなっちゃいますよね。
昼間のわずかな息抜きの時間じゃ好きなドラマは見れないよ!って思う人もいるかもしれません。
1日の自分の行動を時間ごとに全て書き出してみる
まず、自分の生活スタイルを時間ごとに書き出して可視化してみましょう。
朝起きてから寝るまで、なるべく細かくすべてを書き出してみて下さい。
具体的に何をしていたというわけではない、空白の時間はありませんか?
- 子供が昼寝した後の1時間ちょっと、なんとなくテレビを見たり、スマホを触ったりしている間に終わっている
- 掃除などの家事が一段落ついて「ちょっと一息」のつもりがそのままなんとなく時間が経っている
よく考えたら大したことをしてない と思うような時間はないでしょうか。
もしそんな空白の時間を見つけた人は、 そこが自分の自由な時間 だということを意識してみて。
夜ではなく、朝に自分の時間を確保する
いやいや、昼間にまとまった時間が確保できないから夜更かししてしまうんだよ!という声が聞こえてきそうですが、そんな人に提案したいのが、朝に自分の時間を確保するというもの。
いわゆる「朝活」の意味合いに近いと思います。
夜、ダラダラと費やしている時間を、朝に回すというものです。
夜は寝るための時間!と考えて、夜にしていることをその分朝早く起きてやるのです。
いやいや、朝は苦手だよ
日中忙しいんだから朝はギリギリまで寝ていたいんだよ
と思うかもしれませんが、 どうしてもやりたいことがある場合、夜やらずに寝てしまっている分、案外起きれたりするもの です。
起きれなかったら、それはそこまで自分にとって重要な事じゃなかったというわけです。
どうしても見ておきたいドラマがある、読みたい本や漫画がある、そんな場合は、夜にやらずに寝てしまっているので、朝眠くてもやりたい 欲求が強ければ 、これが結構 起きれる んです。
寝る前にチェックしていたSNSなども、朝少し早く起きて見るものいいですよ。
テレビやスマホ・パソコンなど液晶の光は脳を覚醒させてしまうため、むしろ夜見るより朝に見る方がいいんですよね。
起きれなかったとしても、その分睡眠時間を確保することができたので、結果的に悪いということはありません。
逆に、見たくもないテレビをただダラダラ見る、スマホでネットサーフィンをする、とかだったらわざわざ早起きしてまでやろうとは思わないでしょう。
そんな場合は、じゃあ 早起きしてまでやりたいことは何かな? って考えると思います。
(ネットサーフィンだって、もともとは何か調べたいから始めた事なら、それも立派な目的です。)
目的もなくダラダラと起きてしまっているなら、目的をはっきりさせて、その時間を朝に回すのです。
そうすることで、自分の時間を本当の自分の欲求の発散に使うことができるので、とても有意義だと思います。
これは実際私も試してみて効果があった方法なので、一度だまされたと思ってやってみてほしいなと思います。
まとめ
よくないとわかっていても、ついついやってしまう夜更かし。
日中に思うように過ごすことができなかったストレスを発散するための リベンジ夜更かし が原因のひとつでした。
リベンジ夜更かしに陥りやすい人の特徴としては
- 自分より他人や周りを優先してしまう人
- 嫌なことを先延ばししてしまう人
- 睡眠の大切さを理解していない人
でしたね。
さらに、このまま夜更かしを続けると
- 作業パフォーマンスの低下
- メンタルの不調
- 様々な健康障害
などの悪影響を及ぼす可能性があるということでした。
今はちょっとした不調で済むかもしれませんか、将来的に生活習慣病になりやすいということを考えると、なんとかこの夜更かしの悪習慣を断ち切りたいですよね。
夜更かしをやめるためには
- 睡眠の正しい知識を身につける
- 日中に上手くストレスを発散できるよう、こまめに息抜きの時間を取り入れる
- 夜にダラダラしてしまう時間を早起きして朝にまわしてみる
などを試してみるという内容をお伝えしました。
私も夜ダラダラするのをやめて、朝にやりたい事を決めて、潔く早く寝てしまうようにしてみたところ、 自分の時間を充実 させながら、 早寝早起きが習慣化 し、 日々の満足感 がとてもアップしました!
体質的に早起きは絶対無理! だと思っていた私が、毎日朝4時に自ら好んで起きているなんて、自分が一番驚いています 笑。
ぜひあなたにも今回の記事を参考にしていただき、ついつい夜更かししてしまっていた悪習慣を変えるきっかけになればと思います!