【自分なりでいい】子育てが苦手な私が子供と向き合うための習慣3つ。

子育て

子供と向き合う時間が少ない、、、
自分の子供との向き合い方がこれでいいのか不安、、、

あなたも、こんな悩みを抱えていませんか?

平凡子
平凡子

実は私も以前は同じようなことで悩んでいたんです。

もっとゆっくり子供の話を聞いたり、
勉強を見てあげたり、
子供と向き合う時間を作ってあげたい!
と思うのに、出来なくてついつい後回しにしてしまう。

このままでは良くないと思いつつも、
どうしていいかわからない、、、

罪悪感や自己嫌悪で
いつもモヤモヤしていました。

でも今は、「これでいいんだ」
と思える子供との向き合い方を見つけることができ、
モヤモヤすることも少なくなり、少しずつですが、
その効果も感じられるようになってきました。

そこで今回は、
子供と向き合う時間が少ないなりに、
私が大切にしようと決めた
子供との関わり方についてお伝えしたいと思います。

この記事を読むと
  • 子供と向き合う時間が少なくても「自分が何を大切にしたらいいのか?」のヒントが見つかる。
  • 自分に合った子供との向き合い方を見つけることで、自分の子育てに自信が持てるようになり、モヤモヤとして不安から解放される。

この記事を読むことで、同じようなことで悩んでいる方の
モヤモヤを解決する、何かのきっかけになればいいなと思います。

ぜひ最後まで読んでみて下さい。

それでは、どうぞ!

子供と向き合う時間が少ないのが悩み

私は、子供が赤ちゃんだったころから、
子供と向き合う時間が他のママたちより少ないのが悩みでした。

「仕事が忙しくて時間がない」
「家事を一生懸命やりすぎているから」

とかそういうことではなく、

「いつでも子供を中心に考える」というのが苦手なんです。

もちろん、

家事が終わっていない
時間に余裕がない

ということもありますが、

基本的に自己中心的な性格で
子供とは言え、誰かのために

自分を(言い方は悪いですが)犠牲にする

ことができないんです。

子供の遊び相手も10分も持ちませんし、
そもそも、相手をするのが面倒だから、

基本的には

「ママ一緒に○○しよう~」

と言われても断ってしまいます。

その度に罪悪感はあるので
何回かに1回は応えてあげなければ
と思うものの、いつも

「また今度ね」

で先送りにしてしまいます。

その「今度」が来ることはほとんどありません。

一緒にゲームしたり、近所で遊んだりって
上の子はもう10歳ですが
10年間で本当に数回しかありません。

相手をしてあげないばかりか
自分の都合でイライラして子供にキツく怒ってしまったり
子供からしたら理不尽極まりない怒られ方ばかりです。

同じことをしても
機嫌がいいと怒らないくせに
機嫌が悪いとイラっとしてガミガミ怒るのです。

機嫌が悪いのも
忙しくてイライラしているのも
自分のせいなのに。

当時の自分は、どこかで

子供は自分の思い通りにできるもの
言うことを聞かせるもの

だと思っていたところがあったんだと思います。

周りに相談すると、みんな

「うちもそうだよー」

と言ってくれますが
話を聞いてると、絶対に違います(笑)

たまに、良い育児の方法を
何かで見聞きしたり
ママ友の育児が良く見えた時などは

「よし、私も頑張ってみよう!」

とそれを真似して取り入れてみるも
空回りして余計に疲れたり
思った通りにいかずイライラしてしまい
子供のために良かれと思ってやったことが
裏目にでることばかり。

子供のことは

可愛くて愛おしい
大好きだと思っているのに、

良い母親になりたい

って思っているのに、
結局やっていることは最低だ…。

子供は、こんな私でも「母親」なので、いつも

「ママ大好き」

と言ってくれます(泣)

母親だから無条件に好きになってくれる
そんな子供の気持ちに自分は甘えている…。

こんな母親に振り回される子供が
不憫でなりませんでした。

子育てにはいつも自信がなく周りと比べて

「できない」
「良くない」

分かっているのに変わることができない
そんな自分にずーっと自己嫌悪を抱いていました。

でもそのうち

「あぁ、自分は子育てに向いてないタイプなんだなぁ」

と自覚するように。

母親になったからって、みんながみんなちゃんとした母親になれるなら
そっちの方がスゴイわ!と開き直るように(笑)

子供のことは大切に思っているし
愛情もちゃんとある。

子供を思う気持ちは
他の親にも負けないくらいある。

ちゃんと私だって母親なんだ
と思うように。

「これが私なんだ」


と自分を認めて受け入れるようになったら
少し楽になりました。

そんな私が大切にしいること

とはいえ、開き直ってばかりもいられません。

子供が小さかった頃は
そんな理不尽な私でも
「母親」というだけで受け入れてくれていました。

ですが、子供の成長ともに
最近では自我もしっかりしてきて
私の理不尽な言動に
納得していないような様子を
見せることも出てきました。(当たり前です)

もう「親だから」という理由で
好きでいてもらえるのは時間の問題では?
と焦りを感じ始めるように。

このまま「ありのままの私」を続けていると…

いつか絶対子供の気持ちが離れる日が来てしまう(笑)

そんな日が来るのを阻止するため、
こんな私でも無理なく出来ることは何か?

考えてみた結果、次の3つのことを大切にしようと思いました。

  • 何かあったときは最後まで話を聞く
  • 「ありがとう」をたくさん言う
  • 「大好き」を思った時に伝える

どれも、大げさなことではなく

「いつでも無理なくできること

というのが前提です。

何かあったときは必ず最後まで話を聞く

1つ目は、何かあったときには最後までちゃんと話を聞いてあげるということ。

子供に

「親はどんな気持ちでも必ず自分のことを受け止めてくれる」

ということを信頼してほしいと思うからです。

将来

「どうせこの人に話しても分かってもらえない」

と思われないようにしたいと思ったからです。

今は、ついつい面倒で聞き流してしまうほど
たくさんどうでもいい話をしてくれます。

ですが、もっと成長して思春期がくれば
今みたいに何でも親に話さなくなる時期
がくるのかなぁと思ったりします。

それでも、何かあったときは

「ちゃんと話を聞いてくれる」
「味方になってくれる」

そう思ってもらえる親でありたいって思います。

だけど今のままこんな理不尽な向き合い方を続けていたら、絶対無理です(笑)

子供たちが何か悩んだり困ったりしたとき

「どうせこの親に何を話しても意味ない」って絶対思われてしまう…

それだけは避けたい!と思いました。

私は、子供の話を聞く時
特に叱っている時の子どもの言い訳を聞く時
ついつい話の途中で

「それは違う」
「でもね」

など、話を遮って
自分の意見を押し付けてしまいます。

まずは、それをグッと我慢して
最後までとりあえず子供の意見を聞く
ことから始めました。

本当はまず始めに、子供の意見を
聞いてあげられればいいのですが
感情的になるとつい先に
自分の意見を言ってしまいます。

そんな時は
後から自分の気持ちが落ち着いたときに
子供の言い分を聞く時間を取るようにしました。

その時、どんなに

「いや、それは違うでしょ」

と思うような内容だったとしても
絶対に途中で口を挟まないように
気をつけます。

だから、ここはやっぱり自分が冷静な状態がいいです。

とりあえず黙って
最後まで全部聞ききます。

「そんなわがままな…」
「それは道理が通らないだろ…」

と思うことが多いですが
黙って聞いているうちに

「でもそんな風に思うんだなぁ」

と客観的に思えることもあります。

全部聞き終わったら
どんなにおかしいと思っても

「そっか、○○(子供の名前)は
そう思ったんだね」

と一旦受け入れるようにしています。

でも

「何か言いたいことある?」

と聞いても

「別にない」

と言われてしまうこともあります。

正論で押し付けられたら

「何を言ってもどうせ論破されてしまう」

と子供もどこかで
反論することをあきらめちゃうのかな、と思います。

でも

「ママも自分の好きなこと
一方的に言ったんだから
次はあなたが好きなこと言っていいんだよ」
「このままじゃ不公平だからね」

と言ってあげてからは
例え自分勝手な理由だとしても
話してくれるようになりました。

私が大事にしたいのは
自分勝手な理由だったとしても

どう思っているか?
どう考えているか?

その都度ちゃんと聞いてあげたい
ということです。

「ママは、自分の話をちゃんと聞いてくれる」
という信頼関係を
今のうちから築いておきたい。

そのうえで、違うことは違うと教えるし
じゃあどうしたらいいかを話し合います。

どうしてもこちらの意図を汲んでくれない時は

「お互いの意見が違うことも当然ある」
「それはそれでいいんだよ」

ということとして伝え

「お互いが妥協点を探る努力をしようね」

と教えています。

これは結構時間を取られてしまうし
労力もかかることですが
普段ちゃんと相手をしていない分
ここだけは
しっかり時間を確保することに決めて、
頑張って続けています。

「ありがとう」をたくさん言う

2つ目は、子供が何かしてくれた時は
ささいなことでも意識して

「ありがとう」

を言うようにしました。

子供だからと軽く扱ったりせず
対等に尊重する気持ちを表したい
と思ったからです。

日常的に簡単にできることは何かなぁと考えて、
コレだと思いました。

子供だからやってもらって当たり前
親の言うことだから聞いて当たり前

と自分が勘違いしないようにするためでもあります。

「ありがとう」とたくさん言われて育った子供は、
幸福感や自己肯定感が高い人になるのだとか。

もちろん、普段から子供が何かしてくれた時は
「ありがとう」は言っていましたが
「やるべきこと」と思っている事や
望んだ事じゃないことでも
してくれたことはなるべく全部に
意識して言うようにしました。

具体例①

子供がおもちゃで遊んだ後
ちゃんと片付けをしていた場合。

  • before
    「使ったら片付ける」
    は当然と思っているので
    できていないと怒るけど
    できていた場合は
    「お、今日は片付けてるじゃん
    よしよし」と思うだけ。
  • after
    「わ!今日はちゃんと片付けてくれたんだー!ありがとう!
    部屋がきれいに片付いていると
    ママすごく気持ちいいよ」

「えらいね」の代わりに
「ありがとう」という言葉を使うことで
より対等な感じがします。

具体例②

子供が張り切って食事の配膳を手伝ってくれたが、皿をひっくり返されてしまった(そもそも頼んでいない)

  • before
    「えー!!もうー!!
    気をつけて運びなさいよ!」 
    「余計な仕事ふやさないでよ~。
    全くあなたは…(ブツブツ)」
  • after
    「手伝おうとしてくれてありがとうね」
    「でも、ちゃんと落ち着いてゆっくり運ぼうね」
    「次は気をつけてね」

とはいえ、②の場合
ついつい「ありがとう」より先に
「もー!何してるの!?グチグチ…」と
言ってしまいます。

文句を先に行ってしまった場合
そのあとに「でも、ありがとうね」と
フォローの言葉としてつかうことの方が
まだ多いです(^^;)

意識しなくても
先に「ありがとう」を言えるようになるまで
頑張って続けていくつもりです。

「大好き」を思った時に伝える

3つ目は、思った時に「大好き」を伝えるようにすることです。

「ママは自分のことを
いつも好きでいてくれているんだ」

ということを子供自身に分かっていて欲しい
と思ったからです。

普段の私の態度では
愛情表現が足りていない
かもしれないという不安がありすぎるので…。

昔私が小さかった頃
母に怒られていた私は

「お母さんは私のこと嫌いなの?」

と聞いたことがあったそうです。

母はハッとして

「違うよ!お母さんは怒っていても
どんな時でもあなたのことは
大好きだからね、それは忘れないでね」

と何度も言ったそうです。

「ありがとう」もそうですが
「言わなくても分かってるだろう」
と思うのではなく
せめて自分の気持ちはどんどん言葉にして
伝えていこうと思いました。

これも、難しいことではなく
すぐに実践できると思ったからです。

とはいえ
普段からそんなタイプではないので
気恥ずかしさもありますが

「愛おしいな、かわいいな」

と思った時は、全く脈絡がなくても

「大好き!」

と言ってみることにしました(笑)

恥ずかしがらずストレートに!


  「○○ちゃん(くん)~?」

子供 「何~?」

  「大好き!」

子供 「(…ニンマリしながら)私も(俺も)!」

こんな感じです(笑)

他にも、子供のいい所に気づいたとき
今までは

「この子のこういうところすごいよなぁ」

と思うだけだったのですが

「あなたの○○なところ、すごくイイと思う。
そういうところママ大好き」

など、今はそれも全部口にするようにしています。

続けることで少しずつ変化が

かなり気分と思いつきで始めてみたことですが、
続けているうちに少しずつ子供にも自分にも
変化が出てきたように思います。

まず、感情的に怒ってしまった時も、
怒りながらもどこかで

「(…また一方的に私の意見ばっかり言っちゃてる~)」
「(この後ちゃんとこの子の話も聞いてあげなきゃ…)」

と、冷静に考えれるようになってきました。

子供も「どう思ってる?」と聞くと
当たり前のように
自分の気持ちを話してくれるように
なりました。

怒ったときは
最後に話を聞くまでがセットに
親子の間でなってきたように思います。

感情的に怒り始めたとしても
最後はお互い冷静に「話し合い」
みたいな感じになれることが増えたと思います。

お互いがお互いの気持ちを
受け止めるように努力しよう
という感じがします。

で、最近長男が、

「ママは怒っても
俺の話ちゃんと聞いてくれるから良い。」

って言ってくれたんです!

「え?ほんと?嫌じゃないの?」と聞くと、

「うん、怒られてるのは嫌だけど、
ちゃんと話聞いてくれるから、
それはなんか嬉しい」

って。

う、嬉しすぎる…(笑)

頑張って続けていれば伝わるんだなぁ
と思いました。

「ありがとう」と「大好き」を
意識して使うようになったら
子供たちも私以上に
「ありがとう」と「大好き」を
言ってくれるようになりました。

むしろ子供たちの方が
些細なことでもストレートに
伝えてくれるので
こちらが優しい気持ちになります。

「ありがとう」「大好き」をたくさん使うと
お互いポジティブな気持ちになるなぁ
と実感しています。

特に「大好き」を言った時は
子供たちは必ずニコ~ッとした
嬉しそうな顔になります。

その顔を見ていると
もっと言いたくなるし
私も幸せな気持ちになります。

まとめ

いかがでしたか?

今回は

子供と向き合う時間が少ないと思っている私が
そのモヤモヤを解消するために
普段から大切にしていること

についてお伝えしました。

  • 子供の話を最後まで聞く
  • 「ありがとう」の気持ちをたくさん伝える
  • 「大好き」を思った時にいつでも言う

自分の後ろめたさをなんとか
チャラにしたいという
自分勝手な動機ではありましたが
結果的に親子にとって今のところ
いい方向に向かっているんじゃないか
と思っています。

母親業って終わりがないし
上を見たら「もっと、もっと」と
どこまでも理想は高くなってしまい
きりがないですよね。

私は多分、この先も
「自己中できまぐれな母親」
を変えることは難しいと思います。

だから、背伸びせずに
こんな私でも続けられそうな
この3つを大切にしていればOK!
と思うようにしています。

最終的にママが
無理せず機嫌よくいられるなら
子供に悪い影響はないはず!

今回の記事が、
私と同じような悩みを持っている方の
何かしらのヒントになってもらえたらいいな、
と思います!

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