こんにちは!
平凡アラフォー主婦の平凡子です!
「自分は子育てに向いていない…」そう悩んでいる方って結構いるんじゃないでしょうか?
自分の都合や機嫌で子供にきつく当たってしまう。
子供の相手をするのが面倒で苦痛。
こんな自分は子育てに向いていない…。
私も、ずっと「自分は子育てに向いていない」と思っていました。
本当はいつも機嫌よく子供の気持ちに寄り添ってあげられる優しいお母さんでいたいのに、それができない。
こんなんじゃダメだってちゃんと自覚しているのに、それができない自分にいつも自己嫌悪の日々でした。
それでも、
「私だって楽しく子育てがしたい!」
という思いはずっと持っていました。
きっとこれを読んでくれているあなたもそうなんじゃないかなぁと思っています。
そんな私が、子育てを始めて10年、やっと少し自分の気持ちの変化を実感することができるようになったんです!
すごく時間がかかりましたが、きっかけはある考え方に気づいた瞬間でした。
今回はそのことについてお伝えしたいと思います。
ずっと子供好きだと思っていた自分が気づいたこと
私は子供を産むまで、自分は子供好きだと思っていたのですが、ふとした時に、自分が好きなのは「自分の都合のいい時にかわいがることができる子供」なのだということに気づきました。
私は3人姉弟の長女で、子供の頃から弟たちの面倒をよく見てきましたし(弟たちの意見は反映されていませんが)、学生の時は幼児教室でのアルバイトもしていて、小さい子供たちと関わるのがとても楽しいと感じていました。
大人になってからも、自分はわりと子供の扱いが上手い方だと勝手に思っていました。
自分に子供が生まれてからも、まだしゃべれない我が子が、おしゃべりしてくれるようになったらどんなだろう、早くこの子とたくさんおしゃべりがしたい♡とかなんとか考えていたと思います。
ところが、歩けるようになり、おしゃべりもできるようになると、だんだん自分の思うようにいかなくなることもでてきますよね。
子供が生まれてからは専業主婦になっていたので、1日中体力のある子供の相手をしなければならず、自分のしたいと思う家事や用事も途切れ途切れに中断になり、思うように進みません。
そして、「あー向いていないのかなぁ」と思ったのは、子供と2人で遊ぶのに時間がもたないんです 笑。
10分もちません。
私以外にそんな人いますか?
友達は余裕で2時間くらい赤ちゃんの子供と遊んでいると言っていて衝撃を受けました。
2時間エンドレスでお家で子供の相手ができるんですって!驚
もちろん我が子は愛おしいです。
愛おしいのだけれども、自分が忙しいとイライラしたり、他に別のことをしているときに子供に何か言われると、あー面倒だなぁと心から思ってしまいます。
そしてある時気づいたのです。
私が好きだと思っていた子供とは、「自分の都合のいい時にかわいがることができる子供」だったのだと。
そうです、私はいつでも自分を優先してしまう、典型的な自己中心的人間だったということをすっかり忘れていたのです。
母になれば自然と自分より子ども優先になると思っていた
思えば私の母は、いつだって自分よりも私たち姉弟のことを優先してくれる人でした。
ケーキや好物のおかずを分ける時、いつも「お母さんは最後でいいよー、あんたらが先に選びなー」と言ってくれていました。
私は子供心に母親とはそういうものなんだと思っていました。
「私ってば、今はこんなに欲張りけど、お母さんになれば子供に先に与えたくなるんだろう」と。
母親になって10年、私は今でも好物はこっそり一番大きいのを自分のものにしています。
さらに自分のやりたいことがある時は、子供たちに「遊ぼう~」と声をかけられたり甘えられても普通に断ります。
周りのママ友が、いつでも全力で子供たちと遊んであげていたり、優しい声かけをしているのを見ると、本当にすごい!と思ってしまいます。
と同時に「私はやっぱりお母さんには向いていない…」と落ち込みます。
自分は母親に向いてないかも…でも変わりたい!そして気づいたこと
これではいけない!と自分なりに変わろうと、色々育児本を読んだり、自己啓発本を読んだりして、取り組めそうなことには実践してきました。
そして、色々やってみるうちに、私は、子供を自分の思い通りにしたいと思うところがあり、それが上手くいかないとイライラしたり落ち込んだりするタイプだということが分かりました。
ただ、分かっていても自分のそういう性格というか考え方ってなかなか直せない…。
でも、直せないなりに、色々考えて根本的なことに気づきました。
「子供たちが元気でいてくれたら、それだけで十分幸せなことだ」ということに。
この考えに気づくと、少々わがままを言われたり、失敗されたりしても、さほど気にならなくなりました。
親が子供に腹を立てたりイライラして叱ったりする内容のほとんどって、明日になったら忘れてしまっているような些細なことじゃないですか?
そんな風に考えると怒りのキャパが若干大きくなるというか、
「ま、いっか」
「こんなに元気なんだからいいじゃないか」
と思えるようになったんですよね。
でもまぁ、お伝えしたように、本来、私はそんなに心の広い人間ではないので、そうは言ってもすぐそんなことは忘れてイライラ、ガミガミ…。
自分の調子や機嫌の悪い時は、頭ではそう考えてみても、やっぱりイライラ当たってしまって後から自己嫌悪することも何度もありました。
こんな感じで何度も繰り返すうちに、またあることに気づきます。
でも、これが「ありのままの私」なんだよ…。
子供たちの良い母親になりたいと思っている私も私。
なのに子育てが上手くいかない私も私。
どれも私です。
あまり認めたくはないですが、それがありのままの私なんだと認めよう!と努力しました。
上手くいかないと思うその度に立ち止まり、ありのままを認めて、何度も何度も自分に向き合ある努力をしました。
子育てが上手くいかないと思っても決して諦めないことで少しずつ変わっていく
私は思います。
子育てが上手くいかなくてもいいじゃないか、何度も立ち止まりながら、それを繰り返していくことで少しずつでも母親として自分が成長できればいいんだ、と。
周りに素晴らしい子育てをしている母親はたくさんいます。
比べると落ち込みますが、よく言いますよね。
「比べるのは他人ではなく過去の自分だ」と。
つまり何を伝えたいのかというと、どんなに自分が、例えば、周りの母親と比べて子育てに向いていないと思ったとしても、「それも私だよね」と受け入れて!ということです。
そうは言っても、これ、そんな簡単じゃないです。
だから練習するんです。何度も何度も。
私も、この考え方を知ってから、自分のことが嫌になるたびに
「上手くいかない私も私、でもそれでいい!それが私でしょ!?」
と何度も言い聞かせてきました。
何度も何度も立ち止まって、あきらめずに向き合うことで、過去の自分より少しでも前に進めていればそれでいいのだ!と思うのです。努力するのです!
大切なのは、子育てを楽しいと思う自分を決して諦めないことです。
諦めず、行動し続けることです。
この記事を読んでくれているということは、あなたも子育てを諦めたくなくてここにたどり着いたのだと思っています。
私もまだまだな部分がたくさんあります。
でも、上手くいかない時は
「これが私や!これこそ私やん!」
子供たちにイライラした時は
「え、こんなに元気ならそれでよくない!?私って幸せやん!」
という気持ちを何度も何度も言い聞かせることで、最近やっと本当の意味でそう思えるようになってきたんです。
修行です!
ほんとに修行ですよ、マジで。
最初は上手くいかなくても、不思議とだんだんそう思えるようになります。
そして本当に最近ようやく、子供たちにイライラすることが減ってきました。
自分が「これも私や!」って思えるようになると、子供たちに対しても
「そうやんな、それもあなたやもんね!」
と思えるようになってきたからだと思います。
これには自分でも本当に驚いています。
【自分は子育てに向いていないと思っている母親が少しでも子育てが楽しくなる考え方】まとめ!
いかがでしたでしょうか。
子育てが向いていないと思っていた私ですが、「私だって楽しく子育てがしたい」という気持ちはずっと諦めませんでした。
ずいぶん時間がかかってしまいましたが、私が変われたと思うきっかけは
- 思うようにできない自分を認めて受け入れた
- 「元気でいてくれるだけで幸せ」という当たり前のことに気づけた
- そうなることで気持ちに余裕が生まれ、自分にも子供にも寛大になれた
ことだと思います。
このことにもっと早く気づけていたら、もっと早くラクになれていたのになぁと思います。
でも、このことに気づけた瞬間に、それまでたくさん悩んで、色々調べて試行錯誤してきたことが、全部ストンと腑に落ちた感じがしました。
だから、それまで自分が悩んで学んできたことも無駄ではなかったと思っています。
でも、もし今、少し前の私のように、子育てに上手くいかなくて自分を責めたり落ち込んで辛い思いをしている方がいるなら、この私の変わることができたきっかけをすぐにでも伝えたい!と思いました。
そして、すぐにそんな風に考えられなくても、あきらめず、上手くいかないなと思うたびに何度も何度も言い聞かせて練習してみてください。
このことが、もし誰かひとりの参考にでもなって、子育ての悩みから抜け出せるきっかけになってもらえたら嬉しいです。
ぜひ私と一緒に、過去の自分より少しずつでも成長し、子育てが楽しい!と思えるようになるため、あきらめずに行動し続けましょう!
応援しています!
っていうか私もまだまだなので頑張ります!!
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!