【不安解消】専業主婦が久しぶりにパートで働く時のアドバイス5つ!

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結婚や出産を機に仕事を辞めて専業主婦になったという方も、色々な理由でそろそろパートで仕事を始めてみようかな、と考えることもあると思います。

でもしばらく専業主婦をしていると、久しぶりに働くことへ不安を感じることはありませんか?

パートで仕事を始めたいけどブランクが長くて久しぶりに働くのが不安だな。

できれば長く続けられるような自分に合ったパート先を見つけたい。



この記事では、実際に私が専業主婦から久しぶりにパートで仕事を始めてみて上手くいかなかった経験をもとに

  • 実際に私が働き始めて気づいたことや、こうすればよかったなというポイント
  • 自分にあった働き方で長くパートを続けるために必要なこと
  • 新しくパートを始める時に気をつけたポイント

についてお伝えします。

私は、最初のパートでは上手くいかなくて2か月で辞めてしまったのですが、その時の反省を活かして、今のパートを始めました。

働き始めてちょうど4年目を迎え、現在も楽しく働いています。

私と同じように、専業主婦からパートを始めたいけど不安だな、と思っている方が、この記事を読むことで少しでも不安を解消してもらえたらいいな、と思っています。

そして、長く働くことができる自分に合ったパート先を見つけるヒントにしてもらえたら嬉しいです。

久しぶりにパートで仕事を始めて気づいたこと


私は、下の子が幼稚園に入園するタイミングで、それまで専業主婦だったのですが、7年ぶりにパートで仕事を始めました。

ちなみに、とあるカフェのチェーン店で、1日4時間半、平日のみの週3日で働き始めました。

短時間のパートとはいえ、すごーく久しぶりに働くので不安でいっぱいでした。

当時、実際に働き始めてみて気づいたことについていくつかお伝えしていきます。

働き始めるタイミングは重要


専業主婦だった私が久しぶりにパートで働き始めて気づいたことは、働き始めるタイミングって大事だな、ということです。

できれば自分にある程度余裕が持てる状態でパートを始める方がいいです。

パートで短時間とはいえ、久しぶりに仕事をするというのは、自分が思っている以上に疲れます。

体力的にはもちろんですが、新しく覚えることがたくさんあったり、職場の環境や人間関係になれるまでは、精神的にもけっこう疲れるため、自分の環境に余裕がないと、たちまちキャパオーバーになってしまうからです。

まぁ、当たり前っちゃぁ当たり前なんですが、当時の私はあんまりそこまで考えてなかったんですよね。

例えば、私のように子供が幼稚園に入園したタイミングでパートをはじめようかな、と考える人は多いと思います。

もし、急いでいるわけでないとしたら、入園してすぐ働き始めるよりも、夏休み明けかそれ以降くらいからパートを始めるくらいのつもりで求職活動をするのがおすすめ。

ママも子供も、ある程度幼稚園の生活に慣れてからの方がパートを始める負担が少しでも軽くなると思うからです。

実際、そういう理由で秋ごろからパートを始める方は多いみたいです。

後から私はそれを知りました 笑。 



平凡子
平凡子

みなさん、しっかりしてらっしゃる!

 

そんなことには全く考えが及ばなかった私は、入園前から求人サイトを検索し始め、下の子が幼稚園に通い始めたら速攻面接を受け、ゴールデンウィーク明けからパートをスタートさせました。



2人目の子の入園だったので、ある程度幼稚園生活のことは分かっているし~という余裕があったからだと思います。



でも、上の子は初めての小学校入学だったのですよ。

入園&入学が重なるのって、まぁ大変でした!

慣れない仕事から帰ると、思ってた以上に疲れてヘトヘト。

一度座ったら立ち上がれない~!な状態の中、速攻でお迎え。

お迎えから帰るや否や、小学生帰宅。

4月は幼稚園も小学校も山ほどプリントを持って帰ってきます

誰がどれの予定やら、把握するのために頭はごちゃごちゃ

どうしても勝手がわからない小学校の方に気が取られて幼稚園の確認がおろそかに。

結果下の子の忘れ物多発!

加えて、自分の仕事のことも考えなきゃいけない

いやはや、ちょっと考えれば想定できたはずなんですが、めちゃくちゃ大変でした!

なので、どうしてもすぐに働きたい!いう場合以外は、パートを始める前に一度自分の今の状態をよく考えてみることをおすすめします。

面接の時の確認を曖昧にしてはダメ


次に私が気づいたことは、面接の時に採用者が話す内容について、「あれ?」と疑問に思ったことや違和感は、曖昧にせず、はっきり確認することが大切だったということです。

また、自分の希望の条件はブレずにしっかり把握しておくこと。

面接を受ける前に、ある程度求人情報で採用条件って確認するので、そこで分かったつもりになって、実際の面接の時に「あれ?」と思っても、自分の都合のいいように解釈してしまったり、曖昧なまま受け取ってしまうことがあるからです。

実際に私が最初に面接をしたパートの求人情報は9時半~14時までという募集内容でした。

ところが、面接で話を聞くと9時半~15時までの募集だと言います。

また、私はキッチンパートを希望していたのですが、キッチンパートの募集は11時からとのこと。

しかも、もう採用が決まったと言われました。

じゃあ、私は無理ですね、、と言って帰ろうと思ったのですが、接客パートでもいいなら9時~14時でもいいし、オープンのキッチンを手伝ってもらうこともできますと言われました。

ん?キッチンは11時からと言ったのに仕事あるの?と思ったし、15時までの募集なのに14時でもいいの?と思ったのですが、ま、いいか、と自分の都合のいいように解釈してしまいました。

それに、接客はやりたくなかったからキッチンを希望したはずなのに、採用してほしいという気持ちが優先してしまい、接客パートで受けてしまいました。「まぁ、学生時代は接客のバイトばかりだったし、できるかなぁ」と考えてしまいました。

後々、働いてみたら思っていたのと違った!とならないためにも面接の時にしっかり不安や疑問点は解消するようにしましょう。

実際、私も働き始めるにあたって一番心配していた「子供が小さいので急なお休みをもらうことはあると思います、それを理解していただけるかが不安です」ということは何度もお伝えしました。

若い時の新人と30代新人ではワケが違う


もうひとつ、パートを始めて気づいたことは、若い新人とアラフォーの新人では同じ新人でも求められている基準が違うな、ということです。

まぁ、いい大人なので仕方ないとは思うのですが。

若かった時の新人時代は、「最初は出来なくて当たり前」という感じがあるので、仕事を早く覚えようと努力したらその分、頑張っている!と評価してもらえたように思いますが、ある程度年齢のいった大人が努力して仕事を覚えたとしても「この人はそこそこ出来る人なんだ」と思われて、当たり前のように捉えられるな、ということに気づきました。

久しぶりに働くので気合いも入っていましたし、その日教えてもらった仕事はしっかりメモして、家に帰ってからも、少し前にお伝えした通りバッタバタの環境の中、家事育児の合間をぬって一生懸命復習して次の仕事に臨みました。

でも、そんなこと当たり前ですがパート先では評価されませんよね。見えない部分です。

なので、「この人は教えたらそれなりに出来る人なんだな」みたいな感じになってしまって、どんどん求められている基準が高くなっていった気がします。

若い人と比べると物覚えも悪くなっているので、そのうちボロが出てきます。

そうすると、ここからは私の想像ですが、最初に評価が高かった分、マイナスが目立ち始めたのでしょうか、徐々に店長や教育係の方の当たりが厳しくなってきました。

こちらとしては、「入って1カ月(しかも週3日勤務)で、そんなにあれもこれもは無理だよ…」というのが本音で、だんだん働き続けるのが辛くなってしまいました。

新卒の新入社員に対して、1カ月であれもこれも、なんて期待しませんよね、たぶん。

でも、大人の場合だと求められる基準が高くなる場合があるんだな、と感じました。

もちろん、すべてにそれが当てはまるわけではないですが、そういう場合もあるということです。

「長く続けられそうにないな」と思い辞めることにしました


それでも、なんとか仕事をコツコツ覚えていくしかないと思いながら働いていたのですが、ある時子供がシフトが入っている前の日の夜に急な熱を出しました。

面接時にきちんと話して了承を得ていたはずなのですが、いざ子供の急な熱で休むことになったら、「みんなに迷惑がかかるからこんなことでは困る」と言われてしまいました。

他にも、接客パートで採用してもらったと思っていたのですが、そのうちキッチンの仕事も覚えることになりました。

まだ働き始めて1ヶ月そこそこ、接客の仕事もままならないのに、新たにキッチンの仕事も覚えることになり、どっちも中途半端な状態でとてもしんどかったです。

さらに、14時まででいいということで採用されたのですが、本来は15時までの募集枠だったため、前任者が15時までに終わらせていた仕事を結局は14時までに終わらせねばならず、当然初心者の私が14時までに終わらせれるはずがありません。

そうすると、他の人が私の残した仕事を請け負わなくてはならず、だんだん嫌な顔をされるようになりました。

毎回、申し訳なく情けない気持ちで泣きそうになりながら帰宅していました。

「これは、ここでは長くは続けられないな」と思い、まだ働き始めて2か月でしたが、辞めることを決めました。

たった2ヶ月しか仕事が続かなかった自分が情けなくて、かなり落ち込みました。

自分に合った働き方で長くパートを続けるために必要なこと


一つ目のパート先で働いてみて、色々反省するべき点があったなぁと感じました。

特に、長くその職場で働いていきたいと思うなら、次は気を付けよう!と思ったことがいくつかあります。

そのことについてもお伝えしていきたいと思います。

自分の能力以上に良く見せようとしない


長く仕事を続けていくためには、自分の能力以上に自分を良く見せようとすることはやめるべきです。

本来なら感じなくてもいいプレッシャーや負担がかって、疲れてしまうからです。
キャパオーバーでしんどくなってしまうことだってあるでしょう。

自分をよく見せたいと思うことは、認められたい、評価されたいという向上心の表れでもあると思います。

責任感が強いほどそうなる傾向があるようです。

確かに、責任感とか向上心とか、自分で言うのもなんですが、ある方だと思います。

「教えてもらった事はすぐに覚えなくちゃ!」

「覚えが悪いと思われたくない」

「ちゃんと仕事ができる人だと思われたい」

そんな風に考えているところがありました。 

そうですね、若干の見栄っ張りともいいます 笑。

だから家に帰ってからも一生懸命教えてもらったことを復習していました。

そのこと自体は決して悪いことではないです。

ただ、独身時代とは違って、家事や育児もしながら仕事をするという環境に慣れるだけでも大変なのに、私には完全にキャパオーバーでした。

なので、無理なく長く仕事を続けていくためには、自分の能力以上に自分を良く見せる必要はなかったなと思います。

ありのままの自分で出来る範囲で一生懸命やればいい


夫にこの話をしたところ、「俺は新人の時でも家にメモを持ち帰って復習したことなんかない!」と言われました 笑。

それがいいかどうかは置いときまして…(^^;)

でも、そのありのままの自分を見てもらって、「最初から出来なくて当然か…」と思ってもらうくらいで丁度良かったんだと思います。

そして、できる範囲でコツコツ努力して仕事を覚えていくことで、「お、出来るようになってきたな」と思ってもらえる方がいいですよね。

自分も楽ですし。

最初から自分のハードルを上げすぎない、ということでしょうか 笑。

これらの経験を踏まえて次のパートで実際に気をつけたこと5つ!

パートで働き始める時期をちゃんと考える


今度は、働き始める時期をちゃんと考えました。

前のパートを辞めたのが、ちょうど子供たちが夏休みに入る頃だったので、次のパートは夏休みが終わって9月ごろから探し始めて、運動会が終わる10月くらいから働き始めれたらいいなぁと考えました。

実際に9月中にじっくり求人情報をチェックして、10月に面接を2社ほど受け、10月末に次のパートで働くことが決まりました。

もし、私と同じように子供が幼稚園に入ってからパートを始めようと考えている方は、このくらいのタイミングがオススメだと思います。

面接では自分の希望をしっかり伝えて確認する


面接では

  • 子供が小さいので急な休みをもらうことがあること
  • 土日祝やお盆休み、年末年始はシフトに入れないこと
  • 接客パートはできないこと

をはっきり伝えました。

とりあえずは妥協せず、この条件で採用してもらえるところが見つかるまで頑張るつもりでいました。

ちなみに今のパートはファーストフードのキッチンです。

時間の融通が利きやすく、土日や長期休暇は学生アルバイトが入ってくれるので、主婦には働きやすい条件でした。

私、ポンコツなんです!を宣言した


もう、まず、何と言ってもコレ!

前回の反省を活かして?

平凡子
平凡子

私、仕事覚えるの遅いです!

ポンコツなんです!



と、ちょっとオーバー気味に「わたしそんなに仕事できないですよ!」と初めに宣言しちゃいました。

自分で言うのもなんですけど、私、なぜか昔からしっかりしているように見られることが多いんです(多分見栄っ張りで、自分を良く見せようとするから?笑)

でも、本当に中身はポンコツなので、損することが多くて、、

なので、そんな話を一緒に働く人にあらかじめ伝えて予防線を張りました 笑。

先輩パートさん
先輩パートさん

第一印象が良いってのも損なんやなー!


と笑ってくれましたよ。

教えられた仕事内容の予習復習をやらない


前回の反省を活かして、今度は無理に覚えた仕事の予習復習はしませんでした。

その場で覚えた事だけを次の時にやる!

覚えてなかったら、まだ覚えてないと認識してもらう!笑

まぁ、まじめな私は、ついつい家でもメモを見返したり、頭の中でその日教えてもらったことを繰り返す程度のことはしちゃってましたが。

幸い、キッチンの仕事は自分に合っていて、接客の時より覚えるのがそこまで苦じゃなかったということと、その職場の店長も同僚も、「無理して早く覚えようとしなくていいからね、ゆっくり覚えてくれたらいいからね」と言ってくれる方々だったこともあり、自分のペースで仕事を覚えていくことが出来ました。

それに、働き始めた時期には周りの環境も落ち着いてきて、自分にも余裕ができていたので、心配するほどキャパオーバーになることもなかったです。

おかげさまで、もうすぐ4年目を迎えます!

今ではすっかり仕事にも環境にも慣れて楽しく働いています。

鈍感力!


最後に、今のパートで働き始めた頃は店長さんも同僚の方たちも、みんなやさしくていい人ばかりだったので必要ありませんでしたが、鈍感力は大事だと思います。

仕事を始めたばかりは、当たり前ですが周りの人より仕事が出来なくて当たり前です。

前のパートではそれが申し訳ないような気がして、常に「出来なくてすいません」という気持ちでした。

今は、「新人なんだから当たり前やろ!」と思えるし、イヤな顔されても「知らんし!無理なもんは無理やし!」くらいに思えます。

平凡子
平凡子

前のパートでの経験が私を強くしてくれました!



でも、専業主婦から久しぶりにパートで仕事を始める方の中には、どこか自信がなくて、過去の私のような気持になってしまう方もいるかもしれません。

そんなときに、イヤな顔をされたりイヤミなんか言われようもんなら、すごーく落ち込みます。

だから、ある程度の鈍感力が大切だよ!と伝えたいです。

開き直って努力しないのはダメですが、ある程度は仕方ないと開き直る気持ちは大切です!

でも、あまりにもひどい態度を取ってくるような人がいる職場だったら、それは残念だけど自分には合わない職場だったと割り切って辞めてもいいと思います。

私も2か月で辞めてしまって、根性がないな、情けないなとしばらく落ち込みましたが、今はだた自分には合わない職場だったのだから仕方ないと思えます。

【主婦が久しぶりにパートで働く時に気をつけたいこと5つ!失敗した経験談と合わせてご紹介】まとめ


ということで、久しぶりにパートで仕事を始めるにあたって、不安に感じている専業主婦の方にお伝えしたいことは、

  • 久しぶりに仕事をするのだから、すぐに仕事を覚えられないのは当然!無理して自分をよく見せようとしない!
  • ありのままの自分を見てもらって、できる範囲で一生懸命努力する!
  • 合わないと思ったら期間が短くても辞めていい!自分に合う職場は絶対にある!

ということです。



パートで仕事を始めようと思っている専業主婦の方が、私と同じように、無理なく続けられる仕事を見つけられますように!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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